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糖尿病

糖尿病について
わが国には、糖尿病が強く疑われる人が約740万人、糖尿病の可能性を否定できない人が約880万人いるといわれています(厚生労働省、平成14年度糖尿病実態調査)。しかし、治療を受けている人は、その約5%しかいません。

糖尿病は放っておくと、さまざまな合併症を引き起こす怖い病気です。
糖尿病はメタボリックシンドロームの因子の1つになっており、心血管疾患を起こすリスクが高くなるため、注意が必要です。

糖尿病の診断のもととなる血糖値をやヘモグロビンA1C(HbAic)健康診断などで確認し、予防のためにも糖尿病のメカニズムを知っておきましょう。
糖尿病のカギはインスリンに
糖尿病のカギはインスリンに 私たちのからだは、食べ物や飲み物を消化してつくられるブドウ糖(血糖)を活動エネルギー源としています。
ブドウ糖は、血流にのってからだの細胞に運ばれ、筋肉や臓器で使われます。血糖値とは、血液中にブドウ糖がどれだけあるかを示す値です。

糖尿病は、慢性的に血糖値の高い状態が続く病気です。
それは、すい臓から分泌される、インスリンの不足やその働きが悪くなることで起きます。
糖尿病には1型と2型とがあり、1型はすい臓がインスリンを分泌できず、血液中にインスリンを供給できないタイ プ、2型はインスリン分泌不足と作用不足により起こり次第にインスリンを作る力が弱まっていくタイプです。
いずれのタイプも血液中の糖を処理できなくなってしまいます。

糖尿病の2つのタイプのうち、95%以上は「2型糖尿病」です。
その原因は、過食、運動不足、ストレスなど、生活習慣が深く関係していると考えられています。
また、遺伝する傾向があることも指摘されています。
血糖がコントロールできなくなると
糖尿病になると、のどの渇きやからだのだるさを覚え、そのため水分を多くとることで尿の回数が多くなったり、尿糖が出たりします。このような自覚症状が出ない場合も多く、気がつかないうちに病気が進行し、悪化することも少なくありません。

放っておくと、動脈硬化が進むことによって虚血性心疾患や脳血管障害が起こったり、3大合併症といわれる、腎症、網膜症、末梢神経障害を引き起こすことになります。
合併症が進行すると、回復は難しく、日常生活の大きなハンディとなります。
日常生活から糖尿病を予防する
2型糖尿病を防ぐ最大のポイントは、肥満にならないことです。日ごろから体重の増減をチェックし、生活習慣を見直すことが大切です。

糖尿病を防ぐ食生活
■ 食物繊維が豊富な野菜をたっぷりとる(1日350g以上、緑黄色野菜は120g以上)

■ 甘いものや脂っぽいものを食べ過ぎない

■ 薄味にし、調味料はかけずにつける

■ ごはんは少なめに、お茶碗は小ぶりなものを

■ 食事は決まった時間に、ゆっくり時間をかけて食べる

■ ながら食いはやめる


糖尿病を防ぐ適度な運動
運動は、肥満の防止になり、筋肉をつけて基礎代謝が活発なからだをつくります。運動を行えば、それだけ糖尿病の発症率が低くなることが知られています。

■ 隣りの駅まで歩く、遠回りして歩く、階段を使うなど、日常生活に運動を取り入れる

■ 歩く目安は、男性なら1日9200歩以上、女性なら1日8300歩以上

■ 1日30分、少し早足で軽く汗ばむ程度が最適



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